八王子の新しいイベントタグ鬼ごっこ八王子選手権

10月９日、START8として２回目のイベントとなる第２回タグ鬼ごっこ八王子選手権’２２秋、秋おに王決定戦を開催致しました。

前回7月の夏おに王決定戦は、START8として初めての試みでしたが、なんと２６名もの参加者にお集まりいただきました。今回は、それをもしのぐ勢いで２４名が集いました。人数集めにご尽力いただいた皆様に心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

 

私たちSTART8がこのタグ鬼ごっこ八王子選手権を打ち上げた経緯は、コロナ禍で街の皆さんを元気にしたいという想いでした。いろいろな制限が設けられ小学生は、楽しいはずの給食の時間も友達とお喋りしてはいけなくなり、静かに食べるように指導されます。未だにお友達の素顔も見たことがないという現状もあるようです。

私達大人も、街ではマスク、帽子をかぶっていればもはや誰なのか判別できず、人と人との交流の希薄さを感じてしまいます。

こんな生活をいつまで続けるのでしょうか、早く元の生活に戻したい！という気持ちから、街の皆さんが集まりみんなで盛り上がれる場所を作りたいという想いで、このタグ鬼ごっこ八王子選手権を計画、立ち上げた次第です。

 

イベント当日、会場利用の規則により決められた時間内で、後片付けまでのすべてを終わらせなくてはならず、私も含めまだ不慣れなスタッフ陣も大忙しです。

不手際があったり、行き届かないところもありましたがどうか皆さん目を瞑っていただけると有難く思います。回を重ねてゆく中で良いものに仕上げていきたいと思っております。

 

競技が始まりました。はじめは「ポイント戦」です。ポイント戦は、単純に相手のタグを多く取るというルールです。

１２人ずつ２つのグループに分かれました。１組目は低学年を中心としたグループ。２組目は高学年を中心としたグループ。どちらのグループにも大人が混じっています。子供たちは大人に勝ちたいので必死です、また大人達も体の動く範囲で俊敏な動きもありました。大人たちの動きに圧倒されつつも、たくさんタグを取れた子は自慢げですが、そうでない子は悔しそうです。

 

いよいよメインイベントのトーナメント戦です。

タグ鬼ごっこ八王子選手権の特徴は、季節によって対戦形式が変わるところです。

夏はプール戦（１プール５～６名）、秋はトーナメント戦（１vs１）というような感じです。今回は、トーナメント戦です。１vs１の勝負。夏とは違って緊張感もあったように感じました。１vs１のためピッチも狭く設定し、見ている応援者と一体感も出て夏とは違う盛り上がりもありました。

準々決勝あたりからは、強いメンバーが勝ち上がってきます。子供と大人の対戦はとても見どころがあります。真剣さが伝わってきます。この真剣さが見ている方も、そして対戦している選手も楽しいと思える瞬間なのではないでしょうか。タグの取り合いの攻防戦は固唾をのむほど大接戦でした。

悔し涙はきっと、未来の成功への種になります。そこに真剣に向き合った証です。

決勝戦に勝ち上がってきた両選手は、敗者復活戦からの２人でした。１度負けた者は、強い！負けを知って心と体に火が付いたのでしょう、２人の活躍は、タグ鬼ごっこ八王子選手権を盛り上げてくれました。

 

試合後の閉会式・お楽しみ会は、タグ鬼ごっこ八王子選手権の恒例です。大きなトロフィー、メダル、賞状は、きっと子供達の喜びと自信に繋がるでしょう。今回の優勝賞品（毎回あるわけではありません、ごめんなさい）は、堀りたての大きな大きなサツマイモ。ご協力いただいた近所のおじさん、おばさん、農家さん本当にありがとうございました。

お楽しみ会では、恒例のくじ引きコーナーです。試合の疲れも吹き飛ばし、みんなで盛り上がりましたね。

地域密着で、街の皆さんを元気にしたいイベント、それがタグ鬼ごっこ八王子選手権です。冬の大会は、題して「冬おに王決定戦～STARTはじめ君杯～」です。詳細は、これからです。また、今年のタグ鬼のチャンピオンを決める「タグ鬼GP～真の王者の戦い～」を企画しています。

次回、冬のご参加を心よりお待ちしております。

今大会にご協力、ご協賛、ご提供いただいた街の皆様、企業の皆様誠にありがとうございました。深く御礼申し上げます。

 

START8  代表　大井浩平